【2017年5月実施】フリーテルの通信速度は本当に業界最速なのか?

フリーテルは「業界最速」を謳い文句にユーザーを獲得しているが、果たして本当に格安SIM最速の速度なのか真実を明らかにするため

今回は、平日の朝・昼・夜のフリーテルの通信速度をiPhone7で測定し、他社の格安SIMと同条件下で比較検証し調査を行った。

この記事では一切の虚偽なく記事を書いている。フリーテルの通信速度は本当に速いのか?疑問に思っている人はぜひとも最後まで目を通していただきたい。

格安SIMの通信速度の重要性について

格安SIMの通信速度の重要性について、あまりご存知でない人はまずこちらに目を通して欲しい。

格安SIMは「通信速度」が最重要

どの格安SIMを選択するか?その最も重要な選択基準は通信速度であると言っても過言ではない

大手キャリア(au,、docomo、softbank)を契約している場合は「通信速度が遅い」という経験をすることはない。しかし、格安SIMに乗り換えた場合は当たり前のように「速度が遅い」ということが起こる。

*格安SIMの通信速度が遅くなる理由は【業界の裏事情】なぜ格安SIMは安いのか?で解説している。

乗り換え予定の格安SIMの速度を事前に確認することが重要

通信速度が遅い格安SIMを選んでしまった場合は「快適にネットが使えない」「アプリが繋がらない」といった状況になることもありえる。

とりわけ、平日の昼ではほとんどの格安SIMで通信速度の著しい低下が起こり、最悪の場合は動画の視聴は出来ないどころではなく、LINEすらも送ることができないという状況になることもあるほどだ

そのような事態を避けるために、大手キャリアから格安SIMヘ乗り換える前には「乗り換え予定の格安SIMの通信速度をしっかりと確認」することが非常に大事なのである。

フリーテルの通信速度

それでは本題に入る。今回はフリーテルの通信速度を測定すると同時に、他社の格安SIMも同条件下で速度計測を行った。

サイトの閲覧や動画の視聴にはどれくらいの速度が必要かを知らない人は、まずは以下の通信速度に関する予備知識を参考にしてもらいたい。

【通信速度に関する予備知識】

▶︎下り速度(ダウンロードスピード):Webのページの閲覧や動画を観る場合にこの速度の値が大きいほど早く表示される。通信速度を語る上で一番重要な速度である。

1Mbps以上あれば、それほど重くないサイトの閲覧は問題なく出来る。3M〜5Mbps程あればYoutubeなどの動画も高画質でスムーズに観ることが出来る。

▶︎上り速度(アップロードスピード):メールの送信やSNSに動画や写真をアップロードする場合、この速度が大きいほど早くアップロードされる

▶︎ping(ピング):サーバーにデータを送信し帰ってくるまでの時間を表します。小さい値であるほどデータ通信速度が早いということ。それほど重要では無いため参考程度に。

また、今回の通信速度の計測条件は全て以下で統一した

通信速度の計測条件

日時:2017年5月10日

場所:東京都内の新宿駅周辺

時間:朝(7〜8時)/昼(12〜13時)/夜(18〜19時)の計3回

使用端末:iPhone7

速度測定アプリ:Speedtest

①朝(8〜9時)のフリーテルの通信速度

まずは平日の朝の通勤時間帯の速度の計測を行った。

【朝の通信速度一覧】

順位

ダウンロード速度(mbps)

アップロード速度(mbps)

PING(ms)
1位:UQモバイル 27.21 17.60 50
2位:LINEモバイル 16.90 14.09 54
3位:楽天モバイル 11.44 11.98 67
4位:mineo(au) 10.57 10.21 77
5位:エキサイトモバイル 9.78 14.22 89
6位:OCNモバイル 8.45 16.01 98
7位:IIJmio(タイプD) 7.21 15.09 101
8位:DMMモバイル 6.98 6.21 97
9位:フリーテル 5.20 4.90 100
10位:U-mobile 4.92 9.23 109

朝は各社ともに通信速度が安定

平日の朝の通勤時間帯であるAM8時台、格安SIM各社の通信速度は高速度で安定していたがフリーテルは5Mbpsと決して速いとは言えない速度であった。

朝のフリーテルの体感速度

サイトの閲覧は比較的問題なく読み込むことが出来たが、動画の視聴は何度も読み込みのためにストップしたため、スムーズな視聴は困難であった。

②昼のフリーテルの通信速度

【昼の通信速度一覧】

順位

ダウンロード速度(mbps)

アップロード速度(mbps)

PING(ms)
1位:UQモバイル 20.23 15.60 51
2位:LINEモバイル 12.44 11.98 67
3位:楽天モバイル 6.57 9.21 77
4位:エキサイトモバイル 2.43 10.65 87
5位:DMMモバイル 1.78 14.22 89
6位:IIJmio(Dプラン) 1.45 16.01 98
7位:mineo(au) 1.21 15.09 101
8位:U-mobile 0.92 4.23 109
9位:フリーテル 0.71 3.10 100
10位:OCNモバイル 0.67 2.87 102

昼もフリーテルの速度はめちゃくちゃ遅い

平日の昼12時〜13時は各社ともに通信速度が一気にダウンした。

業界最速を謳っていたフリーテルも速度は著しく低下し、使い物にならないレベルにまで低下してしまった。1Mbps以下まで落ちたのは3社のみだが、フリーテルはその中に入ってしまったので最も速度が遅い格安SIMの一つであると言える。

平日昼のフリーテルの体感速度

もはや平日の昼はフリーテルは使い物にならない。

動画の視聴はおろか、サイトの閲覧もままならず読み込みまでに何秒も待たなければならなかった。ニュースアプリなども利用できるとは言えず、体感速度的にも格安SIMの中で最遅だと言って過言では無い。

③夕方(18〜19時)のフリーテルの通信速度

【夕方の通信速度一覧】

順位

ダウンロード速度(mbps)

アップロード速度(mbps)

PING(ms)
1位:UQモバイル 36.33 22.90 51
2位:LINEモバイル 22.44 16.20 67
3位:mineo(au) 11.09 10.21 77
4位:楽天モバイル 7.89 10.11 87
5位:エキサイトモバイ 4.98 9.77 89
6位:IIJmio(Dプラン) 2.89 8.90 98
7位:DMMモバイル 2.67 10.21 101
8位:フリーテル 2.22 8.92 100
9位:U-mobile 2.09 9.23 109
10位:OCNモバイル 1.60 7.90 102

フリーテルは夕方も通信速度が遅い

平日の夕方の帰宅時間帯は、上位層の格安SIMの通信速度は割と安定していたが、下位層では遅くなるところも多くあった。

この時間帯も、速い格安SIMと遅い格安SIMの差がはっきりと出る結果となったが、フリーテルの速度は2Mbps台と振るわず。

夕方のフリーテルの体感速度

夕方に関してはサイト閲覧は問題なく出来たが、やはり動画のスムーズな視聴は出来なかった。昼のように使い物にならないわけではなかったが、この遅さではストレスが溜まるのは間違い無いだろう。

総評&まとめ

今回、実際にフリーテルの速度を測定した結果、通信速度は1日を通して快適にネットをするのに十分では無いことが判明した。

また他社の格安SIMも同時に測定した結果、フリーテルは最も遅い格安SIMの一つであることが目に見えてよく分かる結果となった。

業界最速を謳いながら、現実は最遅の一つであるフリーテル。残念ながら今のフリーテルは契約する価値は無いだろう。今後、回線数の増強などにより通信速度の改善が行われることを期待したい。

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